CROSSTALK vol.04
絶対の正解のない、
「表現」の道を突き詰め続ける

  • 1
  • 2

声も身体の一部だから、俳優も声優も同じ

―最近は声優を目指す学生も多いと聞きました。そうした学生にはどのようなことを伝えていますか?

森田先生

森田:いつも授業で「俳優も声優も同じだよ」と言っています。よく「俳優は身体表現を伴う演技をして、声優は声のみで演技をする」と説明されますが、声は身体の一部です。身体を動かすことによって声も変化し、走っているときは走っているときの声が出ます。マイクの前で実際に動き回るわけにはいきませんから、走っているときの身体感覚を思い出してできるだけ再現して、走っている声を出すのです。そうすると嘘のない演技ができます。声だけで状況や感情を説明しない。僕自身が声優の仕事で心がけていることですし、学生にもそう伝えています。

城之内先生

城之内:授業中、学生に「説明っぽい」と指摘をされていますね。

森田:僕は俳優としてのキャリアがあったため、声優の仕事では最初から現場に入ることになり、先輩のやり方を見様見真似で覚えつつ、手探りで自分なりのやり方を見つけていきました。身体を使って声を出すというやり方は、長年舞台で演じてきた経験があってのものだと思います。今、声優を目指している学生の多くは、アニメやゲームといったコンテンツを見て育ってきていることもあり、声だけの演技を真似て同じような演技をしがちです。でもそれは僕からすればいくら上手であっても「泣いているふり」の説明的な演技に感じます。声優であっても身体を意識した演技を大事にしてほしいですね。

―最後に入学を考えている高校生へのメッセージをお願いします。

城之内先生、森田先生

森田:長年俳優をやってきましたが、ほんの数年前の舞台作品で今までで一番高みの演技をすることができました。素晴らしい脚本に描かれた登場人物を演じることは暗闇の中で小さなダイヤモンドのかけらを見つけるようなもので、見つかったと思うとまた新たな暗闇があります。苦しいのですが、追い求めてしまいます。俳優の仕事は奥深く、それゆえにおもしろいものです。また、俳優?声優をふくめたエンターテインメントの仕事の根本は、人をどう楽しませることができるか。そのためには自分が何でもおもしろがる必要があります。まずは一緒にいろいろなことに挑戦し、おもしろがりましょう。そうすることで自ずと道は拓けていきます。

PROFILE

森田 順平
〈担当科目〉THE 業界人(仕事の流儀)

俳優、声優/日大芸術学部演劇学科卒業後、文学座に入る。「3年B組金八先生」で乾先生役を32年間演じた。文学座退座後は、フリーを経て、マウスプロモーションに所属。洋画、海外ドラマの吹き替えやアニメ、ゲーム、ナレーションなど声優としても活動。

森田先生

CROSSTALK

  • CROSS TALK vol.1 城之内ミサ×伊秩弘将×Miiya
  • CROSS TALK vol.2 城之内ミサ×坪田修平
  • CROSS TALK vol.3 城之内ミサ×山本圭太×中川花奈
  • CROSS TALK vol.4 城之内ミサ×森田順平
パフォーマンス総合文化芸術文化専攻サイト(2025年度版)はこちら
keyboard_arrow_up

澳门百利宫官网_百利宫赌场平台¥注册网址パフォーマンス総合芸術文化専攻 PACS

きっかけは、音楽&エンタメを、ただ「好き」なだけでいい!

学校法人 澳门百利宫官网_百利宫赌场平台¥注册网址 澳门百利宫官网_百利宫赌场平台¥注册网址 パフォーマンス総合芸術文化専攻

パフォーマンス総合芸術文化専攻(PACS)で
学べること

デジタルコンテンツ(DTMを駆使した作編曲?音楽制作)
俳優
声優
ミュージカル
アーティスト(シンガー?シンガーソングライター)
ダンス
舞台芸術全般
韓国エンタメ
プロデュース全般
ビジネスツール(経営学?マーケティング?ブランディング他)

その「好き」という想いと価値観を大切に。
けれど、時には「好き」だけでは
通用しないこともある。
自分の興味のないことにも目を向け、
多様な経験を積むことで「好き」は
さらに大きく羽ばたく。
業界人としての知識や技術、
そして人間力を養い、
本気のエンターテインメントに触れることで、
自分だけの活躍の道を目指す。

  • プロモーション(説明会)情報
  • 選抜試験情報